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WordPressで、ECサイト構築プラグイン「WooCommerce」をカスタムする方法
WooCommerceのカスタム方法
(1)WooCommerceへのサポート宣言
WooCommerce のテンプレートファイルをカスタマイズする方法は、デフォルトで用意されている、ファイルを、テーマ内でオーバーライドしていきます。
そのためには、自作のテーマが「WooCommertceのサポートをしている」という宣言をする必要があります。具体的には、function.phpに以下のコードを追記することで、WooCommerceのサポート宣言を行います。
add_action( 'after_setup_theme', 'woocommerce_support' );
function woocommerce_support() {
add_theme_support( 'woocommerce' );
}
(2)編集するファイルのコピー
(1)カスタムファイルのディレクトリを作成
「/wp-content/themes/テーマ名/」にwoocommerceディレクトリを作成
(2)カスタムしたい画面に応じたファイルをコピーしてディレクトリに配置
「/wp-content/plugins/woocommerce/templates/」の配下からカスタマイズするファイル(ディレクトリ)をコピーして、 先程作成したディレクトリ「/wp-content/themes/テーマ名/woocommerce」にペースト(全てのファイルをコピーしても良い)
各画面ごとのファイルについて
(1)各画面ごとの修正対象の例
画面 | ファイル |
商品一覧 | /woocommerce/templates/archive-product.php |
商品詳細 | /woocommerce/templates/single-product.php |
カート | /woocommerce/templates/cart/cart.php |
決済画面 | /woocommerce/templates//checkout/payment.php |
決済完了画面 | /woocommerce/templates/checkout/form-checkout.php |
修正時の注意点
WooCommerceは、product(商品)をカスタム投稿のように登録するため、投稿商品一覧と商品詳細画面については、情報をカスタム投稿の取得と同じように取得するが、カートや決済画面などについては、固定ページでショートコードを呼び込む形式のため、コードを呼び込むための、テンプレートのためのデフォルトページが必要になる。
このデフォルトページを用意しないと、Wordpressの標準の挙動だが、カート画面が表示されず白い画面になってしまう。